医療の現場で働くことを夢見ている学生の方は、医歯薬に特化した仕事を学ぶための学校で行う実習においても、しっかりとベストを尽くせるように頑張るでしょう。日頃の授業で学んだ知識や技能を実習に活かそうとすることは、本当に知識や技能がちゃんと備わっているのかという再確認のための行いとして意識していることがうかがえてきます。実習をしっかりと行うということは、現場で医歯薬の仕事に携わる者としての確実なステップアップを図る上での拠り所となるのです。実習をすることによって、医歯薬の社会を渡り歩く人材としての原型を作り出していき、医療を始めとした癒しの力を多くの人に与える存在となっていくのです。
 実習の中には習得の難しい知識やスキルがあり、反復学習を強いられることがあると思います。自分が直面している医歯薬の知識やスキルを習得しようとする気持ちとは裏腹に、「なんでこんなに毎日同じことを繰り返さなければいけないの~、かったるくてやってらんなーい、私もうこんなのに耐えられない!」と今にも投げ出しそうなくらいの態度を見せる学生の方がおられるかもしれません。そうした方を傍らで見た人は、「なんでこんなにメンタルが弱い人がここの学校なんかに来るんだよ、そんなことを言うんだったら辞めてしまえばいいのに」と感じることがあると思います。またある人では、「いくら実習が嫌だからって、あんたのペースに合わせていたら進む実習が進まなくなるし、みんながみんな実習をする中で抱いている不満なんてひとつやふたつではないんだから、あんまり自分だけが被害者的な妄想をしないでほしいよ全く」といったことまで考える方がいても不思議ではないと思うのです。